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VRoidStudio 勉強日記 8日目 VRChatにアップロードする

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いろいろと細かく微調整し、ついにモデルが完成した。
ほんとはもっと手を入れたいところはあるんだけども、ひとまずの区切りとして「完成」ということにしておく。

hub.vroid.com

 

読みは「いらづもてと」。読みだけ先に決まってて、漢字をすごく無理やりに当てた感じ。元は「とてもつらい」のアナグラム

 

今回は、この完成したモデルをVRChatに上げるまでを書く。
ただ、上げるには上げられたが課題がめちゃくちゃあって、解決しようと頑張っているところ。

 

 

まず、VRChatは前準備として、以下のようなことが必要。これは、そもそものVRChatにオリジナルモデルをアップロードするための要件。

  • VRChat のアカウントを取得する

気を付けるべきは、Steamアカウントではなく VRChat Register で取得したVRChatアカウントを使うこと。Steamアカウントでもログインは可能だが、アバターアップロードができない。

  • VRChatアカウントのトラストレベルを New User 以上にする

VRChatをはじめたばかりのアカウントでは、信用度が足りずオリジナルアバターをアップロードすることはできない。アップロードできるようにするには、トラストレベルを初期段階の Visitor から1段階上の New User 以上にする必要がある。

トラストレベルを上げるには、VRChatにログインする、ワールドを回ってみる、フレンドを作るなどの活動をするといいようだ。ちなみに自分は、数個ワールドを巡って、フレンドを2人か3人作って、あとはログイン放置してたら翌朝にはトラストレベルが上がっていた覚えがある。

 

 

次に、VRChatにモデルをアップロードするために、Unityの準備をする。

  • Unityのインストール

Unity Hubを使用したインストールがおすすめ。Unityの対応バージョンが切り替わったときへの対応がしやすい。

注意すべきなのは、後述のVRChat SDK が対応している Unity のバージョンが固定されており、このバージョン以外のUnityを使うとアップロードができない。

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ここで現在のVRChat SDK が使えるUnityのバージョンが記載されているので、必ず確認しよう

今現在は、 Unity 2018.4.20f1 が対応しているようなので、間違いのないようにしよう。

Unity Hubを使用している場合は、 Unity - Download Archiveから Unity.2018.4.20 の項目を探し、 Unity Hub のボタンを押せば勝手にUnity Hubが立ち上がり、ダウンロード・インストールが開始される。

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Unity Hub導入済みなら、ここを押すだけでインストールがはじまる
  • VRChat SDK 2 をダウンロード

VRChat SDKダウンロードページ より、VRChat SDK 2 をダウンロードしておく。 3だとダメらしい。
これは後でUnityのプロジェクトを作った後で使用する。

 

Unity のアセットストアで定価 $20 で販売している。だいたい2100円。髪や服をふわふわ揺らすことができるようになる。購入にはUnityアカウントと、支払いでクレカもしくはPaypalアカウントが必要。

セールで半額とかになるらしいのでそれを狙って買おう。なお自分は定価で買ったもよう

 

  • VRM Converter for VRChat

booth.pm

今回このツールにめちゃくちゃ助けられた。VRoid のモデルを爆速でVRChatに持っていくことができる。
操作説明もこちらに用意されており、迷うところが少ない。というか、ここの説明でUnityインストールからVRChatアップロードまで説明されているので、基本的にはここを見ながらやれば問題ない。

 

最後に、元ファイルとしてVRMが必要なため、VRoid Studio で VRM ファイルのエクスポートをやっておく。

 

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今回はちょこっとポリゴン削減をかけた

VRChatのポリゴン数制限は現在はかなり緩くなっているが、それでもポリゴン数が多いと何かと重くなるので、見栄えに影響がないレベルで削減をかけた方がいい気がする。

 

 

で、結果。

 

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な、なんか肘が突き出てる………

ほぼつまづくような事もなく、VRChatにモデルをそのまま持っていくことができた。表情やハンドジェスチャもConverterで自動登録されるようで、基本的な表情(笑顔、怒る、など)は出せるようになっていた。

肘が突き出てる気がするが、これも前に行ったときと同様、突き出た部分の肌を透過してしまえば。というかこの服装なら腕全体透過しちゃえばいい気がする。

 

 

現状課題だと思っているものが他にもいくつかあり。

 

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まず1つ目は腕がまっすぐ伸びない問題。

リアルでまっすぐ腕を伸ばしてもバーチャルではまっすぐ伸びず、30度くらい曲がってしまう。

腕を短くすればいいのかな、とも思ったが、それをすると体のバランスが崩れちゃいそう。これをうまく補正できないものか。

 

もうひとつは髪の毛が体にめりこむ問題。

DynamicBoneで髪の毛をふわふわ動かせるようにはしたのだが、特に前進したりする時に髪の毛が顔面にめり込んでぱっつんみたいになってしまう。
こればUnityでDynamicBoneColliderという、DynamicBoneとぶつかってめりこまないようにするパーツを足せばいいらしいのだが、これの設定はいまのところうまくいっていない。

というか髪の毛があまりにもふわふわしすぎるのも個人的にあまり好かない。もうちょっと自然に髪の毛を動かせるようにパラメータを再調整したい。