10cebox -じゅーすぼっくす-

人生は、ジュースのように甘酸っぱい。

UnityでFBXモデルからマテリアルを取り出してシェーダーをいじる

blenderの勉強としてVRChatやVRMモデルで利用できる小物を作っている。 

 

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位置合わせしたところ

この小物を装着させるモデルになじませるために、マテリアルをもうすこしいじりたいが、FBXから持ってきたモデルはマテリアルが埋め込まれている?らしいため、まずは抽出作業が必要になる。

 

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ここで、FBXに埋め込まれているマテリアルを吸い出せる

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吸い出したマテリアル

吸い出し自体は、上記のボタンをぽちっと押すだけで吸い出せる。以降は、吸い出したマテリアルのパラメータをいろいろいじっていけばOK。

 

ちなみに、シェーダーは Standard shader というものが使われているらしい。パラメータは以下を参考に調整をかけてみた。

 

vrchatjp.playing.wiki

  

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調整してみたが、何となく浮いている感が強い

だいぶきれいな見た目になったと思うが、モデルに対して小物が浮いている感が強い。

 

おそらく原因は、人のモデルと小物のモデルでそれぞれ違うシェーダーを使っているからだと思う。

VRoidで作ったモデルは基本的にVToonというシェーダーを使用しているので、腕輪のマテリアルのシェーダーをこれに切り替えてみる。

 

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ここのプルダウンから、「VRM」→「MToon」を選ぶ

 

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MToonにしてみたところ

 

先ほどよりもより人のモデルになじむ感じになった。

 

UCTSとかも使ってみたいが、パラメータが膨大すぎて触るのがちょっとしんどかったのでここまで。

blender 勉強日記 4日目 謎の呪文、UV展開(後編)

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前回、もう一方のマテリアルにもUV展開をかける的なことを言いましたが、テクスチャを割り当てる気があまりなく、それならUV展開かける意味ってあんまりないのでは……と思ったので、まるまるカットします。

 

 

さて、今日やったのは前回の積み残しだったUV展開した後の画像テクスチャの作成と、マテリアルへのテクスチャ割り当て。

 

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blender 勉強日記 3日目 謎の呪文、UV展開(前編)

 

 

 

 

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いままでになくハイペースな更新が続いております。

 

さて今日は、今まで触れてきていなかった謎の黒魔術、UV展開を行ってみる。

 

 

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blender 勉強日記 2日目 マテリアルをつける

 

久々に筆がのっているようなので、昨日に引き続き更新してみる。

 

前回から穴のサイズを調整(くりぬきに使う円柱をちょっと大きくして、再度ブーリアンでくりぬき)と、溝を作りこみ(穴あき円柱を複製し、サイズ調整したものでブーリアンくりぬき)を行った。

 

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作ってみた腕輪

 

今回はこれにマテリアルをくっつけて質感を付けてみる。

 

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blender 勉強日記 0日目 決意表明

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最近は、VRoid Studio のほうはほとんど触ることはなく、どちらかというとUnityでこまごまとした調整をかけることが増えてきた。

 

hub.vroid.com

 

上のアバターは、前回のアバターに加えてUnityにて髪テクスチャの付け根を頭からお尻に付け替えることで、VRoidの髪を利用したしっぽを実装している。

そして、前回妥協してしまった髪の毛も一から自作した。ちょっと前髪の毛量が物足りない気もするけど、いい感じじゃないかな、と思ってる。

 

その他、ネコミミやヘアピンなど、髪を利用して小物を作ったりもしているが、本格的に髪の毛パーツをいじり倒して感じたのは、思いのほか髪の毛のガイドって自由が利かないってところ。

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ネコミミを作っているヘアーガイドの構造

特にネコミミを作り直すときに、ヘアーガイドの根っこが中央に固定されてて高さ以外をいじれなかったり、途中の枝を反対方向へ引っ張って凹んだ円のような形状にすることができなかったりで、ネコミミの微妙な位置調整が出来なかったのが地味につらかった。

今のモデルのネコミミも正直なところ、妥協の産物といえるもので、理想には届かないなあというかんじ。

 

また、首輪やブレスレット、ベルトなど、髪の毛パーツを応用して作りたい小物はたくさんあるが、この制約が邪魔してうまい感じに作ることが難しいと感じた。

 

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VRChatに持っていったモデルには、Boothで購入した小物をUnityで装着させたものをアップロードしている

そうしてふと、ある考えに至った。

小物くらいなら頑張れば1から作れるんじゃないか、と。

 

実はblender自体は触った経験が既にあるのだが、当時出たばかりのv2.80系の資料がどこにもなく、つらい思いをして挫折してしまっていた。また、これは自分の性分なのだが、なかなか練習としての創作にモチベーションを見出しづらく(作って何になるの、という感じ)、おためしとして作っていたティーカップは完成の日の目を見ることなくエターナってしまった。*1

 

しかし今回は違う。

1年の歳月とともに入門用の資料もリファインされたものが出てきており、再入門するにはよい環境が揃っている。また、作った小物はすぐにモデルに組み込んで使用できるため、モチベーションも維持しやすいはず。

 

そんな思いもあり、この機にblenderと和解をしてみたいと思う。

0日目というのは、これから頑張る、という決意表明。

3日坊主にならないといいな。

 

 

*1:創作物が完成する前に放棄してしまうこと。ニコ百などで「エターナる」を検索してみよう!